リキッドの基礎:PG・VG・爆煙・香料・健康被害・成分など電子タバコ用リキッドについて理解しよう!

電子タバコ・VAPEリキッドの基礎知識(成分・PG・VG・種類・害・健康・病気・ニコチンなど)について解説しました。
べいぱぁ〜タタキ
電子タバコやVAPEリキッドとは一体何なの?ラベルに表示されているPGやVGの意味がよく分からない!

リキッドで本当に安全なのかな?

日本国内でも禁煙ブームの到来と同時に電子タバコやVAPEといった禁煙補助グッズや嗜好品として楽しめる商品が市場を賑わせており、ファッション感覚で手軽に楽しめる事からも人気が急増中です。

電子タバコやVAPEを楽しむためにはリキッドは必要不可欠。リキッドの種類も豊富で全てを試す事は困難なほどの数のリキッドが販売されています。

そんなリキッドですが、実はどれも味わいや風味・フレーバーが異なっており、製造者の数だけリキッドの数が存在します。おそらく初めての人はどれを選んでいいのかも分からないし、リキッドの違いなどもよくわかっていないことでしょう。

そこで今回は初心者向けにリキッドの基礎知識をぎゅっと凝縮して解説しました。選び方やフレーバーの種類については別記事を参考にしてください。

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リキッドとは(電子タバコ専用の液体)

電子タバコ・VAPE業界でいう「リキッド(LIQUID)」とは、水蒸気やミストといわれる煙の素になる液体のことをいいます。

電子タバコやVAPEのアトマイザーといわれれるパーツ部分には液体を加熱するためのコイルと液体を染み込ませるためのコットンがセットされており、専用の液体(リキッド)を補充することで熱により気化させて水蒸気を発生させる構造となっています。リキッドがなければコットンが焦げついてしまうので、リキッドなしに電子タバコやVAPEを楽しむことはできません。

一般的にはこのリキッドに香りや味を添加させて、いろいろなフレーバーを楽しめるようにした商品が多く出回っています。その味わいからリキッドは別名「ジュース」という愛称でも多くのVAPERから親しまれています。

VAPEリキッドの成分は主に3種類+α

リキッドは主に「プロピレングリコール」「ベジタブルグリセリン」を一定割合で混ぜたベースリキッドといわれるものに「香料」などを添加して作られています。

専用リキッドの商品ラベルやパッケージを見てみると必ず「VG◯%」「PG◯%」といった表示がされているので気になっていた人も多いのではないでしょうか。まずは、このベースリキッドといわれるVGとPGについて詳しく解説しましょう。

PG:プロピレングリコールとは?

PG:Propylene Glycol

化学は専門外なので僕もあまり馴染みのない言葉ですが、調べてみると僕たちの身近にある、ありとあらゆる物にこの成分は使われていました。

PGは粘性が低く水に溶けやすい(水溶性)性質と高い防腐作用があります。そのため、コンビニのお弁当やおにぎり、麺などの食品添加物として多く利用されています。また酸化しにくいことから、化粧品やシャンプー、歯磨き粉や医薬品など普段から僕たちが使う様々な者に添加されているのがPGです。PGは無味無臭(若干の甘み)で無色透明です。

VEPEリキッドとしての特徴は以下です。

PGの特徴
  • 発煙量少ない
  • 防腐剤
  • 香料のノリを良くする(フレーバーが出やすくなる)
  • スロートヒット・スロートキック(喉への刺激)が強い
  • VGの粘度を下げる

VG:ベジタブル(植物性)グリセリンとは?

VG:Vegetable Glycerin

VGはその名の通り植物由来の成分ですが「グリセリン」という言葉単体で使われる場合には石油由来のグリセリンである場合もあるようです。近年の健康志向から電子タバコやVAPEに使われるグリセリンは全て100%植物由来のグリセリンが好まれて用いられています。

VGは医療用グリセリン(石油由来99.9%)食品添加物グリセリン(植物由来85%~99.9%)日本薬局方グリセリン(植物由来85%~86%)とあり、体内に入れる電子タバコやVAPEリキッドには植物由来のグリセリンが使用されています。

純度の高いグリセリンは粘度が高く扱いづらいことから精製水などで薄めて粘性を調整したものが好まれるようです。(AG:アクィオスグリセリン(aqueous glycerin):調整したグリセリン)

VGは粘性が高く独特の甘みがある無色の液体です。植物由来のため若干の不純物がどうしても入るため雑菌などが繁殖しやすいと言われていますが、濃度が30%を切らなければそこまで心配する必要はなさそうです。

VAPEリキッドとしての特徴は以下です。

VGの特徴
  • 煙・ミスト量が多くなり濃い霧状の煙が出やすくなる
  • ドローが重くなる
  • 香料のノリが悪い
  • スロートヒット・スロートキックは弱い
  • 独特の甘みがある

香料

風味や香りの決め手となる香料ですが、VAPEリキッド専用の香料メーカーが数多くあります。それぞれのメーカーの配合比や内容物は企業秘密となりますが、基本的には数百以上もあると言われるフレーバーメーカーの香料を各リキッドメーカーで調合するのが一般的の様です。そのため個人でフレーバーを購入してオリジナルの自作リキッドを作ることも可能です。

香料の特徴
  • 風味の決定
  • 香りの決定

その他

メンソール・精製水・清涼剤なども含まれます。また、下記のニコチンやメンソールの有無によってもフレーバーは大きく異なるためその数だけ種類も豊富になります。

ニコチンリキッドについて(ここだけは知っておくべき)

日本ではニコチンの販売が許可されていないため、購入する際は個人輸入するしか方法がありません。ニコチンの「販売」や「譲渡」は禁止されていますが、「所持」は禁止されていないのでその点は問題ありません。ちなみに個人輸入とは「薬事法で規制を受ける物でも個人が使用する目的で購入すること」で、これは合法です。

販売や譲渡が禁止されている理由は「劇薬」だからなのですが、ニコチン入りリキッドに関してはグレーゾーンです(ニコチン原液ではないため)。タバコの場合はタバコ葉に相当しますが、そのタバコ葉から抽出した高濃度の「ニコチン溶液」は摂取量によっては致死性の高い非常に危険な液体のため毒薬として指定されています。

また、購入回数や輸入量も規制(1回の輸入で1ヶ月分:約120ml)されており上限が決められています。

電子タバコリキッドの健康被害や危険性

VAPEの普及の歴史から見てもまだ日が浅いせいかリキッドに関する研究は現在も進められており、まだ確信的に安全性を示す根拠はありません。しかし、リキッドを選ぶ際に注意すべきポイントは明らかになってきており、VAPERの間では暗黙の了解で共通認識となっていることもありますのでいくつか紹介します。

安全なリキッドの選び方

  • 名の知れないブランドやメーカーのリキッドは購入しない(実績のあるメーカーから買う)
  • 偽造品に注意し、専門店や正規品取扱店で購入する
  • 口コミやレビューも参考にする
  • 個人売買は信頼できる人から購入すること

中国などの大企業が大量生産(マスプロ)しているリキッドは価格が安いのが特徴で市場に多く出回っています。価格が安いのが悪いというわけではないので、販売元や製造元が明確でこれまでの実績があるメーカーから購入することが大前提です。

リキッド選びに迷ったら、先輩VAPERや詳しい知人・専門店のスタッフさんに相談して購入するようにしましょう。ネットで購入する際は正規品を取り扱うショップかどうか、あるいは過去の口コミやレビューブロガーの購入ショップを参考にすると良いでしょう。

個人売買の場合はメーカーのように安全管理された製造室や研究室で作られていることは少ないため、そこは自己責任になります。

人体への害や危険性

従来の紙巻きタバコには4000種類以上の物質が含まれており、さらに人体にとって害があるとされる物質はそのうち約200種類ほど含まれていると言われているので、紙巻きタバコに比べればVAPEや電子タバコの場合は明らかに人体への影響は少ないというのは予測することができます。

それでも、VAPEリキッドに潜む危険性は以下のようにいくつか示唆されています。

肺疾患リスク

甘いリキッドの作成に使われる香料に含まれるジアセチル(Diacetyl)とプロピオニルCoAカルボキシラーゼ(Propionyl-CoA carboxylase)には肺炎を発症させるリスクがありますが、紙巻きタバコと比べるとその危険性は1/10~1/100と言われています。アメリカのリキッドメーカーを中心にこの成分はリキッドに含まないように自主規制しているそうなので、今後は使用が禁止されることになりそうです。

リポイド肺炎

VGを抽出する際に含まれる微量の油脂が原因で起こる肺炎です。世界的に見ても発症件数は1~2件と稀でほぼ発症することはありませんが、長時間の連続吸入や大量に吸いすぎることは控えるようにした方が良いでしょう。

PGアレルギー

こちらの割合も少ないですが、人によっては稀にPGアレルギーを持つ人がいます。PGアレルギーの方はPGが含まれるリキッドの使用は避けるようにしましょう。

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リキッドの保管・賞味期限・保存方法など

  • リキッドの賞味期限は開封後1年以内が目安
  • 直射日光を避け、冷暗所(30度以下)で保管
  • 沈殿物がある場合は使う前にボトルをよく振って使う
  • 冷蔵庫などで保存すると長く使える
  • リキッドケースや外箱などに入れて保管する

リキッドの保管や保存方法を適当に行っていると、リキッドが変色したりすることがあります。これは雑菌などが繁殖していることもあるため、そのような場合は使用を避けるようにしましょう。また匂いや味の変化でも気づくことがあるので、基本的には一度開封したら早めに使い切るようにしましょう。季節や気温などによっても差はありますが、常温保管だと3ヶ月ほどしか持たない場合もあるのでラベルなどに開封した日付などを記載しておくのも良いかもしれません。

初心者の疑問解決コーナー

リキッドについてはなんとなーく理解できましたか?最後に初心者が気になるであろう疑問や質問を質疑応答形式でまとめましたのでしっかり理解できたかチェックしてみてください。

煙量はリキッドの種類で変わるの?爆煙向けの専用リキッドなどはあるの?

べいぱぁ〜タタキ
解説した通り電子タバコやVAPEの煙量はVG濃度を調整することで可能になります。一般的にはPG:VG=30:70ぐらいがフレーバーもよく煙も出るとされる目安とされているので、VG80%などVG濃度が濃いリキッドを選ぶようにしてみましょう。VG濃度が濃いリキッドははじめから爆煙向けに作られているため、まずはそのようなリキッドから試してみると良いです。

海外と国内リキッドメーカーだったらやはり日本のリキッドが安全ですか?

べいぱぁ〜タタキ
VAPEは海外発祥なのでメーカーや製品関連も海外製品の方が豊富です。リキッドメーカーなども各国の安全検査基準(アメリカでいえばFDA(アメリカ食品医薬品局)が認可)を満たしたものが販売されているので海外製品でも安全です。しかし、名の知れないメーカーや許可なしで販売しているリキッドもあるためはじめのうちは有名なブランドや先輩VAPERが実際に使っているブランドから選ぶ方が間違いありません。国内でも個人で調合したDIYリキッドを販売している方もいますが、購入する際は自己責任となりますので信頼できる出品者や販売者から購入するようにしましょう。

海外リキッドと国産リキッドの特徴や違いはありますか?

べいぱぁ〜タタキ
海外のVAPERはどちらかというと「爆煙嗜好」の傾向が強く、販売されているリキッドも味よりも煙を重視したリキッドが多いようです。そのため、国産リキッドに比べるとVG濃度が高いリキッドが多く見られます。

フレーバー(味)重視でリキッドを選ぶなら、味覚や味の好みが近い日本人が作成した国産リキッドの方が口に合う可能性が非常に高いです。

リキッド1mlあたりで何日分持ちますか?吸引回数の目安などあれば教えて欲しい!

べいぱぁ〜タタキ
これは一概に決まった数字はありません。と言いますのも「使うMod・アトマイザー・吸い方」によって数値が異なるからです。このようなリキッドの消費速度や持ち具合を車のガソリンに見立てて「燃費」などと表現しますが、手持ちのVAPEのデバイスや組み方によって燃費は大きく異なります。

基本的には高出力になれば燃費は悪くなりますし、一回あたりの吸入時間や吸入量が多ければそれも燃費が悪くなります。とにかく煙を出す爆煙タイプは味重視のフレーバータイプより燃費が悪い傾向にあるようです。

PGだけVGだけで吸うことは可能なの?

べいぱぁ〜タタキ
タタキも勉強中ですが、VAPEの構造的にはリキッドにある程度の粘性がないとダメのようです。そのためVGだけで吸うことはできてもPGだけだと吸えないor故障の原因になるようです。VGの純度(85%~99%)が高いと粘度が高くなりすぎるので、不純物が入っていない精製水などで割る必要性がありますが、ここでの回答はPGはダメだけどVGはOKということになります。爆煙ベイパーだとVGだけという方も多いようですよ。

自作リキッドはどのようにすれば作れますか?

べいぱぁ〜タタキ
自作リキッドについては現在タタキも勉強中なので、他サイトで紹介されている方法を参考にしてみてください。準備ができましたら当ブログでも解説記事を追加しますのでお知らせをお待ちいただければ幸いです。

基本的には市販の「PG」「VG」「香料」を準備して自分好みにいろいろな割合で調合するだけなので、初心者でも以外と簡単に作ることができるようです。市販リキッドを数個試してすぐに自作リキッドを作成するVAPERさんも多いようですのでいろいろと調べてみてください。

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べいぱぁ〜タタキ

2017年9月にVAPE DEBUETを果たしたペーペーべいぱぁ〜。初心者から上級者を本気で目指すべく【VAPE MASTER(ベイプマスター)】を立ち上げる。良いものはイイ!悪いものはダメ!とガチの口コミレビューに定評あり。極度の人見知り。タタキと共にサイトは成長していきますのでお楽しみに♪詳しくはプロフィールをご覧ください。