前回の記事ではバッテリーに記載してある数字の意味や見方について詳しく解説しましたが、今回はその内容を踏まえて実際にVAPEで使うバッテリーを選んでみようという内容です。前回の内容を理解している前提で記事を書いているので、バッテリーについてよくわかっていない方は以下の記事をまず最初にご覧ください。

バッテリーの数字の意味と見方-初心者VAPERは危険性についても知っておこう!

2017.11.01

使用しているModやご自身が好んでビルドするコイル抵抗値が決まっていれば、比較的簡単に理想的なバッテリーを見つけることができるのですが、VAPE用に使用するバッテリーの情報は少なく初心者の場合はどのメーカーバッテリーを使っていいかも分からないと思います。

そこで今回はVAPE初心者必見のバッテリーの選び方のポイントを前半に解説し、後半はよく使用する「IMR 18650バッテリー」の中から厳選した初心者におすすめのバッテリーを紹介しますので参考にしてみてください。それではスタート!

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バッテリーを選ぶ時の3つの注意点

  1. 実績のないメーカーバッテリーは買わない
  2. コピー・クローン品などは買わない
  3. 中古品や使用済みのバッテリーは買わない

まず、バッテリーを選ぶときに注意すべきことはこの3つです。どれも当たり前といえば当たり前なのですが、特に2番目のことに関しては実際見極めるのは難しいので1つ覚えておいて欲しいことがあります。

バッテリーだけではなくVAPEに関連する各パーツにも言えることですが、ネット上で販売しているショップによってはクローン品を取り扱っている場合もあります。正規品に比べると価格が安かったり、お手頃価格のためついつい誘惑されてしまいがちですが、バッテリーは扱い方を間違えれば大事故に発展するため必ず正規品を購入してください。正規品か判断がつかない場合は「正規品を取り扱っているネットショップ」または「VAPE専門ショップ」「実店舗(家電屋)」などから購入するようにしてみましょう。

また、正規品ならどのメーカーも安心というのも実は間違い。バッテリーに記載している数値の内容と実際の内容が違うことで問題になったバッテリーメーカーもあるので、VAPE用のバッテリーはすでに多くのVAPERに使用されており、不具合が少ないメーカーのものを選べば間違いはありません。VAPERの中でも使用されているバッテリーメーカーは数メーカーに絞られていますので後述します。

以上のポイントを簡潔にまとめると、

「信頼できるメーカーの新品バッテリーを信頼できるショップから買いましょう!」

ということです。

バッテリーの選び方

  1. 種類はIMRバッテリーを選ぶ
  2. 正極(+極)がフラットトップの形状を選ぶ
  3. Modに合わせてバッテリーを選ぶ
  4. コイル抵抗値からバッテリー負荷を考えて選ぶ

実際にバッテリーを選ぶ時には「バッテリーの種類」と「バッテリー負荷」を基準にすると目的に合ったバッテリーを見つけることができます。

種類はIMRバッテリーを選ぶ

VAPEに使用できるバッテリーの種類は「IMR」「ICR」「INR」などがありますが、このうち最もメジャーなのがIMRバッテリーです。基本的にはIMRバッテリーを選んでおけば間違いありませんので、種類はすぐに決定します。

正極(+極)がフラットトップの形状を選ぶ

バッテリーの種類により正極の形状が異なる場合があります。主流はフラットトップ(正極が平ら)となっていますが、使用しているModによってはニップルトップ(正極が突出している一般的な乾電池のような形状)を使用しなければいけない場合もあります。ニップルトップのバッテリーを使用することは稀ですが念のためModで使用するバッテリーの確認はしておきましょう。

Mod & コイル抵抗値からバッテリーを選ぶ

バッテリー内蔵(交換不可のデバイス)のModは対象外となるため、主にテクニカルModとメカニカルModが対象となります。デバイスによってバッテリーサイズや必要な本数が記載されているので同じ規格のバッテリーから選ぶようにしましょう。

テクニカルModで使用する場合

テクニカルModには使用可能な出力範囲が必ず記載されています。注目すべきは「最大出力制限」という数字で主に「W」で記載されています。

  • 例:最高出力75W(i Stick Pico)

というやつですね。この「W(出力)」とは熱量(出力×通電時間)にも相当する数字であり、多くの熱量を発生させるにはそれ相応の電気の力が必要になります。なので、その最高出力にバッテリーが耐えられるのかは1つの基準になります。逆に耐えられないバッテリーを使用して、出力MAXで使った場合にはバッテリーに負荷がかかり発熱し最悪爆発します。なので、Modの性能に合わせてバッテリーを選べば安全に使用することができます。

テクニカルModは規格に注目

テクニカルModの場合は電子制御によって安全に使用することができるので「18650」などバッテリーの規格が合っていればだいたい使えてしまいます。実際に抵抗値や最大出力などからバッテリー負荷を計算しても安全に使用できる範囲であることが分かります。

また、Modの説明に使用範囲(例:1~75W)や使用可能なコイル抵抗値(例:0.1Ω~3.0Ω)などが記載されているので、その範囲を超えた使用はできないような設計になっています。テクニカルModの場合はあまり悩まずにバッテリーを選んでも大丈夫です。

メカニカルModで使用する場合

バッテリー選びで特に慎重になるのはメカニカルModを使用している場合です。テクニカルModのような電子制御を行う基盤が搭載されていないため、バッテリーの電圧がそのまま出力される構造になっており、バッテリー負荷やコイル抵抗値から安全に使用できるバッテリーを選ぶようにしなければいけません。

例えば、

コイル抵抗値0.3Ωで最大電圧4.2Vで使用する場合に流れる電流A(I)はオームの法則により

I(A) = E(V) / R = 4.2 / 0.3 = 14(A)

となります。18650バッテリーは最大電圧(4.2V)が決まっているので、抵抗値(R)が低くなればなるほど流れる電流の値は大きくなります。上記の例でいうと0.3Ω以上の抵抗値で使用するなら最低でも14A以上あれば安心ということです。

また、20Aまで流せるバッテリーがどのくらいの出力(W)ができるのかを計算するには以下の公式を参考にします。

W = V × I(A) = 4.2 × 20 = 84(W)

つまり、最大電圧4.2Vで20Aまで流せるバッテリーは84Wが最大となり、抵抗値0.3Ωで運用している場合の最大出力はというと、

W = V2 / R = 4.2 × 4.2 / 0.3 = 58.8(W)

となりますので、コイル抵抗値0.3Ωで使用する場合のバッテリーとしては十分使えるということになります。

メカニカルModは安全な抵抗値で!
実際に計算してみると分かりますが、あまりにも低すぎる抵抗値(0.2Ω以下)で運用をしない限りはどのバッテリーを選んでも使用できることの方が多いので、以下に紹介するバッテリーから選べば大丈夫です。0.3Ω未満の低抵抗値で運用する場合は必ず安全に使用できるかどうか自分で計算してください。計算できない方は低抵抗コイルでVAPEを吸うのは危険すぎます。実際にはこの数値にMod自体の抵抗値などが加わるのでそれらを考慮して安全に使用できるのが0.3Ω以上ということになります。

バッテリーが2個以上必要なModやバッテリーの接続が並列か直列かでも使用できる範囲の数値は異なるのでその点は注意しましょう。

IMR充電池バッテリーおすすめメーカーランキングBEST5

この記事を作成するにあたって現役VAPERに普段使用しているバッテリーメーカーのアンケートを実施しました。集計結果が以下となっています。

  1. SONY VTCシリーズ
  2. Efest
  3. Samsung
  4. MXJO
  5. AWT
  6. KEEPPOWER
  7. Brilli power

*4位以降は同率

アンケート調査内容】

  • 使用媒体:Twitter(実施時フォロワー数74)
  • 調査期間:2017年10月29日〜11月1日
  • 方法:ツイッターの投票機能を使用し、普段使用しているバッテリーメーカーに投票してもらう。投票項目に設定できる4メーカーは「Efest」「SONY」「Samsung」「AWT」に設定し、それ以外のメーカーはリプライで回答する形式で行った。
  • 有効回答人数:86人(回答率77.4%)

*定期的にアンケート調査を行っているのでツイッターをフォローして是非ご協力ください。

使用率第1位:【SONY VTC】IMRバッテリー

  • VTC3:18650 1600mAh 40A(連続放電30A)
  • VTC4:18650 2100mAh 30A(連続放電30A)
  • VTC5:18650 2600mAh 25A(連続放電20A)
  • VTC5A:18650 2500mAh 30A(連続放電25A)

SONYのVTCシリーズもよく使用されていますが、公式では連続放電の数値は発表されていないため目安の数値となります。また、KEEPPOWERというメーカーのバッテリーはセル(電池の中身)がSONY製やパナソニック製であるので、規格は同じになります。KEEPPOWER製は中身のセルを確認するようにしましょう。以下はVTCの数値をテストした方が投稿している海外フォーラムです。

>>>海外フォーラム

SONY製のIMRバッテリーはクローン品が多く出回っているので、購入する際は正規品取扱店で購入するようにしましょう。日本で購入しやすいVTC5がおすすめです!

【SONY】US18650 VTC5 2600mAh 30A IMR

使用率第2位:【Efest】IMRバッテリー

  • 18650 3000mAh 35A(連続放電20A)
  • 18650 2600mAh 40A(連続放電25A)
  • 18650 2900mAh 35A(連続放電20A)
  • 18650 2500mAh 35A(連続放電20A)
  • 18650 2100mAh 38A(連続放電25A)
  • 18650 2100mah 30A(連続放電20A)

Efest製のIMRバッテリーの種類は他にもありますが、VAPEで使用するバッテリーはこの中から選ぶようにすると良いです。理由は連続放電は最低でも20A以上が欲しいからです。バッテリー持ちが良いのが3000mAhなのでタタキは以下のバッテリーを使用しています。

【Efest】18650 3000mah 35A 3.7V

使用率第3位:【Samsung】IMRバッテリー

  • 18650 2500mAh 20A(連続放電20A)
  • 18650 2000mAh 22A(連続放電22A)
  • 18650 1500mAh 23A(連続放電23A)

Samungのバッテリーも種類が豊富にありますが、ICRバッテリーとINRバッテリーが中心です。VAPEではIMRが推奨されておりますが、上記のINRバッテリーならVAPEに使うことは可能です。Samsungのおすすめバッテリーは25Rです!

【Samsung】25R 18650 2500mAh 3.7V

【MXJO】IMRバッテリー

  • 18650 2600mAh 35A(連続放電20A)
  • 18650 3000mAh 35A(連続放電20A)
  • 18650 3000mAh 40A(連続放電20A)

MXJOもVAPE用のバッテリー電池としているVAPERから使用されています。種類もいくつかありますが、上記のIMRバッテリーの中から選ぶようにしてみましょう。

【MAJO】3000mAh 35A 3.7V

その他のおすすめIMR充電池メーカー

  • IMREN
  • NITECORE
  • AWT
  • Brilli Power など

VAPEショップによっては取り扱っていないことも多いですが、使用しているVAPERさんも一定数いるようです。国内で購入できるショップは限られそうですが、海外通販では比較的入手しやすいバッテリーメーカーですのでこちらもおすすめです。

バッテリー充電器について

充電池の交換ができない本体内蔵型のModを除き、バッテリーの交換が可能なModの場合は必ず充電器で充電を行うようにしましょう。Modで充電をすることも可能ですが、メーカーも推奨していない場合も多いので外出先や緊急時を除いて基本的には専用充電器で充電するようにしましょう。充電器のおすすめメーカーは以下の記事を参考にしてください。

VAPE用IMRバッテリー充電器おすすめ6選!選び方のコツと注意点とは?

2017.11.01

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初心者VAPERにおすすめのVAPE用IMR18650バッテリーの選び方やおすすめ充電池をランキング形式で紹介しています。

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【おすすめショップ】

ABOUTこの記事をかいた人

べいぱぁ〜タタキ

2017年9月にVAPE DEBUETを果たしたペーペーべいぱぁ〜。初心者から上級者を本気で目指すべく【VAPE MASTER(ベイプマスター)】を立ち上げる。良いものはイイ!悪いものはダメ!とガチの口コミレビューに定評あり。極度の人見知り。タタキと共にサイトは成長していきますのでお楽しみに♪詳しくはプロフィールをご覧ください。